ポール・コンチェスキー

そしてチョコレートを最終的に作成するために必要なのが、コンチングという作業だ。ココアバターを均一に行き渡らせ、そして熱によって風味を強める。

その作業で使われるのがコンチェという撹拌機である。1879年にスイスで発明されたこの機械により、滑らかで香り高く、そして口溶けのいいチョコレートが生まれた。

エネルギッシュなプレーで知られたコンチェスキーは、イングランド代表にも2試合出場した。サイドから撹拌機のように掻き回すプレーが得意だった。

【次ページ】その6