「それから、皆さんがあまり知らないだろう加藤という選手を呼びます。ほぼ1年かけて追跡しています。
ブルガリアのベロエというところでやった試合を4試合ほど現地で見ています。それからビデオでも何試合か見ています。もう一度言いますけど、4回ほど現地に行ってダイレクトで見てます。
彼はボールを奪う人という役割ですね。それからしっかり組み立てもできると。このような若い選手をテストしてみたい。見てみたいですね。
まずすぐにプレーさせるというわけではないですけども。お互いを理解する時間が必要になると思います。
今野がどうなるか分かりませんからね。もしかしたらこのような選手(加藤)が必要になってくるかもしれません。奪うところでアグレッシブさを持って戦えるという人間は彼ですね。
彼も28歳で、経験があると思います。様子を見てみましょう。
攻撃的ミッドフィールダー:
香川 真司(ドルトムント/GER)
倉田 秋(ガンバ大阪)
井手口 陽介(ガンバ大阪)
それからシンジですね。まだカップ戦のファイナルが待っていますけども。
それから倉田ですね。私にとっては、かなりの可能性がある選手だと感じています。特に戦術ですね。
リズムの変化、方向の変化などを加えてもらえれば、そういうものも上手くいくと思いますし、守備的にもボールを奪うということをしっかりやっていますね。ただ、時々ファウルをし過ぎることがあるのでそこを改善してもらいたい。
彼は清武との競争ですね。ただこの試合では彼を選びます。この試合では倉田とか香川が必要になってきます。
それから、若い選手で井手口という選手を選びました。彼も中盤でいろんなポジションが出来ると思います。
これは全て今野の状態次第ということもあります。ただ、この井手口も常に向上を続けていますよね。
ものすごく伸びしろを感じる選手です。数ヶ月前、私達と一緒にトレーニングをしていますからまた帰ってくるということですね。
しっかり競争をして、周りにプレッシャーをかけてほしいですね」