中山雄太
今回の最終予選では、左サイドバックの長友佑都と中山雄太が毎試合途中交代することが大きな話題に。
5人交代制では野球で言う「先発」「リリーフ」のような考え方もアリながら、サイドバックというポジションでは珍しかったため議論を呼んだ。
ベトナム戦では中山が先発で起用され、立ち位置や左利きらしいビルドアップなど持ち味を見せたが、ネガトラ時のスピードや対人能力には課題が残った。
中山自身クラブでは現在3バックの中央でリベロ的に起用されており、その役割とのギャップも大きかったことだろう。
彼も多くの選手同様、能力は高いが万能の選手とは言えないだけに、適切な使い方をキリンカップで見極める必要がある。