DF:ファビオ・カンナヴァーロ

イタリア代表在籍:1997~2010年

代表での成績:136試合2ゴール

所属したクラブ:パルマ、インテル、ユヴェントス、レアル・マドリーなど

現在:指導者

そして、ネスタのパートナーであったファビオ・カンナヴァーロもこの11人に入るだろう。イタリアの歴史上最も優れたセンターバックの一人であり、そして伝説的なキャプテンの一人でもある。

2006年ワールドカップでは目覚ましいパフォーマンスを見せ、イタリアに4回目の世界王者のタイトルをもたらし、本人はディフェンダーとして初めてFIFA最優秀選手賞を獲得している。バロンドールを獲得したディフェンダーも彼以降は一人もいない。引退後は名将リッピの下で指導者として学び、広州恒大などで監督を務めた。今季はベネヴェントを指揮したが先月解任されている。

DF:ジョルジョ・キエッリーニ

イタリア代表在籍:2004~2022年

代表での成績:117試合8ゴール

所属したチーム:フィオレンティーナ、ユヴェントス、ロサンゼルスFCなど

現在:ロサンゼルスFC所属

2004年にイタリア代表デビューを飾って以来、18年間にわたってチームを支えたキエッリーニ。その出場数は117試合を数え、ディフェンダーながらも8つのゴールを決めた。

EURO2008の前にはカンナヴァーロを怪我させてしまったものの、その大会でレギュラーを奪取。その17年後のEURO2020には36歳と301日という大会最年長での出場を果たし、固いディフェンスを形成して優勝に大きく貢献した。現在はアメリカ・メジャーリーグサッカーのロサンゼルスFCでプレー。