最後は野球との関係がある日本のサッカー選手たちにも触れおこう。
まずは、セルティックで活躍する旗手怜央。
彼の父、浩二さんは名門として知られたPL学園の野球部出身で、1980年代に1学年後輩である清原和博・桑田真澄のKKコンビらとともに甲子園で活躍した高校球児だった。
PL野球部でキャプテンとコーチを務めた清水孝悦さんによれば、PLで見てきたなかで高一時点で一番守備がすごかったのはショートは浩二さんだとか。ずば抜けた強肩だったそう。
また、横浜F・マリノスの宮市亮も父親が社会人野球でプレーしたバリバリの元野球選手。宮市は昨年末に横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃投手、伊藤光選手と野球談議もしている。
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そして、かつて日本代表のエースFWとして活躍した柳沢敦さんも野球とのエピソードがある。
父親が大の野球好きだったそうで、本人も野球をするはずだったが、小学校4年からしか野球チームに入れなかったので、小学1年からチームに入れたサッカーをすることになったとか。
鹿島アントラーズの名スカウトが「(高校時代のすごさでは)今でもヤナギが一番」と唸るほどのサッカーセンスを誇った柳沢さんが野球少年になっていた可能性があったのは意外だ。
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