6位 トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)
2022年は彼のキャリアにおいて最も困難な年だったかもしれない。これほどまでに厳しい目が向けられたことはなかったし、これほどまでに役割の前提そのものが問われたことはなかった。
サイドバックに位置するプレーメーカーである彼は、決して守備に優れた選手ではない。ただ、率直に言って、彼が何者かを考えればそれは問題にならない。
このような能力を持つ選手の長所は、自分がボールを受けた位置よりも常によりよい位置にボールをつけることができる点。彼のパスは、今や伝説的だ。
試練の年ではあるが、チェルシーとのFAカップ決勝ではピッチ上で最も素晴らしい選手だったはずだし、苦しむリヴァプールにおいてもユルゲン・クロップ監督が最も信頼するクリエイターであり続けている。
彼は素晴らしい選手であり、最近のサッカー界と同じように叩かれ過ぎているかもしれない。少なくとも、2023年になってからは少しは以前の姿になってきた。