モハメド・イハターレン(モロッコ/オランダ)

7歳でPSVの下部組織に引き抜かれた少年は、幼少期から「天才」「新たなスナイデル」などと呼ばれた。

17歳でプロデビューし、19歳でユヴェントス移籍。久保建英が27位だった『footballtalentscout』による「世界の10代サッカー選手トップ50」で4位に入るなど、その潜在能力は圧倒的だった。

だが2019年、父親を亡くした頃に重い鬱病を発症。現役引退するのではないかと囁かれるなど、そのキラキラとした輝きは急速に失われていった。

最近は悪名高い犯罪組織との関わりも伝えられ、2023年に2度目の逮捕をされるなど20代前半にしてキャリアは破綻状態にある。