アラン・シアラー
2017年にマンチェスター・ユナイテッド入りしたロメル・ルカクは「世界最大のチームに誰がノーと言えるか」と口にした。その際、シアラーは「私はそうした。断った…バルセロナを」と即ツイート。
20年前、彼はブラックバーンにプレミアリーグ優勝をもたらし、2年連続で得点王に輝いた。EURO96でも得点王になると、マンチェスター・ユナイテッドが再度獲得に乗り出す。
サー・アレックス・ファーガソンが最初にシアラー獲得に興味を示したのは、シアラーがサウサンプトンからブラックバーンに移籍した1992年だった。
だが、彼は地元のニューカッスルへの移籍を選択。1年目には再びゴールデンブーツを獲得するが、順位は彼が断ったユナイテッドに次ぐ2位だった。
そのシーズン後、バルサのサー・ボビー・ロブソン監督はシアラーに電話をかけて誘いをかけた。
だが、セントジェームズパークから彼を引き離すには十分ではなく、シアラーはキャリアを通じてニューカッスルに忠誠を誓い続けた。
そこでトロフィーを勝ちとることはできなかったが、プレミアリーグ史上最多となる260ゴールを記録した。