24日に行われるアジアカップ2023のグループステージで日本代表と対戦するインドネシア代表。
ここでは、そのインドネシアが今大会で着用するユニフォームをご紹介しよう。最新モデルにはホーム、アウェイ、サードの3つが登場している。
Indonesia 2022 Mills Home
インドネシア代表 2022 Mills ホーム ユニフォーム
現時点での最新版となっている2022モデル。ホームユニフォームは国旗色のレッドとホワイトを組み合せる。
全体的にレトロな雰囲気を醸し出すデザインが特徴的だが、これは東南アジア競技大会(SEAゲームズ)で初優勝した1987年当時のユニフォームに着想を得たもの。デザインのテーマも「栄光への回帰」だ。
サッカー界では決してメジャーな存在とはいえないMillsは、2018年にインドネシアの首都ジャカルタで地元企業が設立した新興スポーツ・アパレルブランド。
2020モデルもデザインのレベルは高かったが、この2022モデル発表時はクラシックで少しオシャレなデザインが海外のユニフォームファンに好評だった。
インドネシア代表は東南アジア地域のチームとしては珍しく、90年代から左胸に国旗ではなくエンブレムを付けてきた。とはいえ、このエンブレムも一応はインドネシアサッカー協会のものではあるが、国章とほぼ同じデザインだ。
国家の象徴を胸に付けるという意味では、国旗か国章かの違いでしかない。
その国章はインド神話に登場する神鳥ガルーダをメインに、4分割の盾と星の5つの図柄をデザイン。これらは人道主義、信仰、国家統一などそれぞれに意味がある。