AFCアジアカップが8日までに準決勝が行われ、カタールとヨルダンが決勝に駒を進めた。日本は準々決勝に敗退と大番狂わせが続出した。

2022年に開催されたワールドカップカタール大会に出場したサウジアラビア、イラン、オーストラリア、韓国、日本と開催国枠で出場したカタール以外の強国が決勝に進めなかった。

それだけアジアの底上げがされており、中堅国の存在感が強まっている。今大会で評価を上げた日本のライバル国の5選手をピックアップした。

大会2連覇を狙うカタールのスピードスター

アクラム・アフィーフ

国籍:カタール

所属:アル・サッド

ポジション:左ウィング

今大会4試合5得点2アシストと圧倒的なスピードと優れた技術で、アジアカップ2連覇を目指すカタールの原動力となっているアフィーフ。強豪イランとの試合でも1ゴール1アシストと決勝進出の立役者となった。

育成年代から天才と称された背番号11は、スペインの名門セビージャ、ビジャレアルの下部組織で育った。プロデビューはオイペンで飾り、2016年にはビジャレアルに再加入し、2016-17シーズンは当時スペイン1部スポルティング・ヒホンでリーグ戦9試合に出場した。大会連覇ならMVPも狙えるアフィーフの活躍から目が離せない。