今大会初出場で8強に導いた司令塔

パルヴィジョン・ウマルバエフ

国籍:タジキスタン

所属:CSKA1948ソフィア(ブルガリア1部)

ポジション:セントラルミッドフィルダー

今大会初出場のタジキスタンを8強へ進出できたのも、ウマルバエフの存在なくしては語れない。グループリーグ2位突破がかかったレバノン戦で同点弾を挙げる活躍を見せ、強豪UAEとの一戦では粘り強い守備と冷静沈着なゲームメイクでPK戦の末に強敵を打ち破る立役者となった。

準々決勝ヨルダン戦でも正確なポジショニングと守備連係でヨルダンのエースであるムサ・アル・ターマリを抑え込むもオウンゴールの失点で敗れた。生まれはタジキスタンだが、育成年代はロシアの強豪ルビン・カザンの下部組織で育ち、2012年にはロシアU-18代表に選出された過去を持つ。2016年から現在までブルガリア1部リーグで活躍しており、ブルガリア国内でもテクニシャンとして定評がある。