2014 ホーム

ドイツ代表 2014 adidas ホーム ユニフォーム

選手:マリオ・ゲッツェ

1990年大会以来、実に24年ぶりとなるW杯優勝を成し遂げた2014年ブラジル大会でのユニフォーム。アルゼンチンと激突した決勝戦はスコアレスのまま延長戦に突入するが、膠着状態を打ち破ったマリオ・ゲッツェの一撃が決勝点となり歓喜をもたらした。

そんな記念すべき優勝ユニフォームは、2013年11月に行われたイタリアとの試合でデビューを飾っている。胸のV字がドイツ代表としては異色のデザインで、赤のグラデーションはドイツ国旗色を斬新な視点で解釈したものだった。

また、このユニフォームでは白のパンツも大きな話題に。ドイツのユニフォームといえばパンツの色は黒が定番だった。この黒から白への変更は、adidasのデザイナーによれば「ドイツ代表の軽やかなサッカーをイメージ」したものだったという。

かつてのドイツのサッカースタイルには軽やかさなど微塵も感じられなかっただけに、時代が変わったのだと痛感させられるエピソードである。