佐藤恵允
佐藤恵允(けいん)は明治大学時代から代表チームに定着。2023年3月の欧州遠征ではドイツとベルギーを相手にゴールを決めて一気に名を上げ、ヴェルダー・ブレーメンへの加入につながった。
昨年のU23アジアカップ予選は選外となり、“Bチーム”の一員として直後のアジア競技大会に出場、両大会で結果を出すために大岩監督が振り分けたとも言われるが、結果的に別格のパフォーマンスを見せて評価をさらに高めている。
今回のU23アジアカップは、鈴木唯人(ブレンビー)や斉藤光毅、三戸舜介(ともにスパルタ・ロッテルダム)など、欧州でプレーする2列目のタレントの多くを呼ぶことができなかった。
それだけに、今大会で10番をつける佐藤への期待は大きい。3月のウクライナ戦でもやや幸運な形ではあったがゴールを決めており、いわゆる“持ってる”アタッカーとしてチームをパリ五輪へと導いてほしい。