平河悠
正直なところ、5人目は誰を選んでも良かった。それだけ23人全員が重要であり、今回のU23アジアカップを勝ち抜くためには誰も欠かすことができない。
あらゆる試合展開が想定される今大会。最後はそうした中で、どんな状況でも力を発揮するであろう選手として、好調FC町田ゼルビアのサイドアタッカー、平河悠を挙げたい。
斉藤光毅と三戸舜介が不在の今大会において、独力で状況を打破できる数少ない選手であり、町田仕込みの対人能力は攻撃だけでなく守備でも発揮される。
3月の親善試合ではマリ戦で先制点を決めただけでなく、藤田譲瑠チマや佐藤恵允とともに2試合連続でプレーした数少ない選手の一人。J1でブレイク中のドリブラーが、アジアの舞台でさらなる飛躍を遂げることを期待したい。