――右サイドから左サイドへピッチを横断した場面(※86分のプレー)、抜けたらゴールまで行ってしまいそうな勢いだった。
ゴールまでは無理ですけど、何枚か剥がして前に持って行こうと思って。スピードに乗っていたのでうまくいいコースでドリブルして、(中村)敬斗に預けてオーバーラップして行こうと思ったんですけど、敬斗のパスがディフェンスに近くてちょっと焦っちゃいました(笑)。
――ランスでやっているような、右から左までグーっと引っ張っていくプレーだった。
右から中に持っていって、敬斗につけて回ったりというのはチームでも何回かある形ではあります。そこであいつもシンプルに使ってくれるので、相手ディフェンスがこちらに食いついたらカットインしてシュートもあるので、あれは一つの形としてあります。
――左のウィングバックに中村敬斗選手が入り、三笘薫選手が左のシャドーに。ドリブルで勝負できる2人が左にいる状態はどんな効果があったと思うか。
今日、あいつ(中村)はキレていたと思います。まあ良かった(笑)、良かったと思いますけど、久しぶりになんかあんなドリブルで抜いている敬斗を見たので。
フランスだと身体能力が高いディフェンスが多いので、あんなに簡単には抜けないと思います。
――近くで見ていた中村敬斗選手の成長について。
あいつは本当に後半から出ても自分の力を出す能力があると思いますし、ドリブルとかの部分も今日は本当に良かったと思います。
――日本がもう1点取るためには何が必要だったか。
ずっと攻めていたと思うので、あれをずっと続けられていれば。ちょっと(出場)時間が少なかったなという感じでしたけど。
――前半外から見ていてどう感じていたか。
サイドは、タケ(久保建英)のところも(三笘)薫のところも突破できたりしていたので。(相手の守備が)堅いというよりはやっぱり最後のところのクオリティだったと思います。