ヴィッセル神戸は5日、町田ゼルビアからブラジル人FWエリキを期限付き移籍で獲得したと発表した。
期限付き移籍期間は今シーズン終了までとされており、期間中全ての公式戦において町田との対戦には出場できない契約となっている。
エリキはこれまでJ1通算67試合に出場し、24ゴール9アシストを記録。J2では通算30試合に出場し、18ゴール6アシストを記録している。
昨シーズンは怪我によって出遅れるも、公式戦32試合の出場で4ゴール4アシストを記録した。
今シーズン開幕前のオフの期間は母国ブラジルで過ごし、キャンプにも不参加だったエリキ。
開幕戦の2日前にチームに合流したが、ここまで出場機会はなく、開幕4試合未勝利と苦しむ神戸に新天地を求める形となった。
横浜F・マリノスや町田で活躍してきたブラジル人選手は、神戸のクラブ公式サイトにて以下のようにコメントした。
「この素晴らしいビッグクラブのユニフォームに袖を通すことができ、とても幸せですし、とてもやる気に満ち溢れていることを全てのヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さんにお伝えしたいと思います。
強い決意と献身的な姿勢を持って、クラブの掲げるいくつもの大きな目標を達成するために、自分のベストを尽くすことを約束します。バモス神戸ファミリー!」
また、同選手は町田のクラブ公式サイトにおいても以下のようにコメントしている。
「全てのFC町田ゼルビアファン・サポーターの皆さん、2023年シーズンに私が年間MVPと年間ベストイレブンの賞を受賞するきっかけと影響を与えて下さったことに感謝しています。
また2024年シーズン、国立競技場でゴールを祝った思い出に涙し、心が喜びで満たされました。私のフィジカルコンディションと技術面は100%の状態であり、サッカーをプレーすることに意欲と幸せを感じています。それが私の情熱です。
FC町田ゼルビアの新しい歴史の中でチーム得点王になれたこと、そして日々私の目の前に広がる成果、成功、進化、それこそが1人のアスリートとして特別なのです。私を快く受け入れて下さった方々に感謝します。
そのお陰で、天空の城の聖地で私はとても愛され、祝福されていると感じ、たくさんの勝利、ゴール、アシストをすることが出来ました!!!
新たなクラブの歴史に名を残したチーム得点王は新たな挑戦のために新天地へ移りますが、『町田の太陽』を応援して下さった皆さんへの感謝と喜びは永遠に持ち続けます!!」