1月のマーケットで横浜F・マリノスを退団し、オーストラリア・Aリーグのニューカッスル・ジェッツに移籍した水沼宏太。

下位に低迷していたクラブはそれから急速に息を吹き返しており、このところは公式戦3連勝を飾るなど好調を維持。今週末は元日本代表DFの酒井宏樹が所属しているオークランドFCとの対戦を控えており、大きな注目を集めている。

今季からAリーグに参戦したオークランドFCはいきなりリーグ首位を走っており、酒井宏樹はクラブの初代キャプテンを務めるなどピッチ内外で活躍を見せてきた。

またオーストラリアでは日本人選手が急増しており、Aリーグだけでもすでに10名が所属しているなど「日本人ブーム」が起こっているといえる状況だ。

水沼宏太はAリーグ公式サイトでのインタビューで以下のように語り、Jリーグの選手のなかでオーストラリアへの注目が高まっていることを明かしている。

「(日本人選手がオーストラリアに興味を持っている理由は)日本人選手が今Aリーグで結果を出していることです。特に酒井宏樹選手が今季からオークランドFCでプレーしているからです。

そのオークランドFCはAリーグで首位に立っていますし、酒井選手も素晴らしい結果を残しています。オーストラリアでは日本人選手の評価が高まっていると思います。

数年前にも僕はオーストラリアに行きたいと思っていましたが、それは実現しなかったんです。公式のオファーは今年が初めてでした。タイミングの問題ですね。今、日本人選手がオーストラリアに興味を持っていて、Aリーグのチームも日本人選手に興味を持っている。

横浜F・マリノスの選手もAリーグに興味を持っていますが、他にも日本中で『オーストラリアでプレーするチャンスがあるかもしれない』という感覚が広まっています。今はその価値が高まっているタイミングだと思います。

酒井宏樹が決まれば8人目!豪州Aリーグでプレーした「日本A代表の経験者」

Aリーグへの移籍が急速に拡大した理由は、酒井宏樹がオークランドFCで活躍したことにより日本人選手の評価が高まった点、さらに日本人選手の側もAリーグへの興味を強めている点が重なったためだという。

【厳選Qoly】日本代表、全選手の契約メーカーと着用スパイク一覧(2025年3月シリーズ完全版)