ディエゴ・マラドーナ
国籍:アルゼンチン
サッカーの歴史上最も偉大な選手の一人であるディエゴ・マラドーナ。ドーピングがこのスポーツ全体を揺るがした事件において、主人公となったのは彼であった。
1991年、彼が神様のように崇められていたナポリでのドーピング検査でコカインを摂取していたことが明らかになったほか、練習への欠席やマフィアとの交際疑惑、隠し子問題などが報じられ、多くのバッシングを受けることになった。
15ヶ月の出場手一緒分を受けた彼はナポリを追われ、その後セビージャ、ニューウェルス・オールドボーイズ、ボカ・ジュニオルスでプレー。ただ、1994年のワールドカップで再び禁止薬物エフェドリンが検出されたため大会を追放され、そのまま国際試合でのキャリアを終えている。