ジョエリントン

移籍元:ホッフェンハイム

移籍先:ニューカッスル

移籍金:4000万ポンド(およそ79.44億円)

2019年にニューカッスルがホッフェンハイムからジョエリントンを獲得したとき、その移籍金の額が物議を醸した。当時のラファ・ベニテス監督も懐疑的だったと、元オーナーのマイク・アシュリーが明かしている。

「ジョエリントンに4000万ポンドの価値はないと考えていた。ラファも私も2000万ポンド程度だと評価していた」

確かにストライカーとして彼に4000万ポンドの価値があったのかは定かではないが、その後ボランチにコンバートされた彼は間違いなくその価値がある選手に見える。今やニューカッスルに欠かせない歯車だ。

マルアヌ・フェライニ

移籍元:エヴァートン

移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

移籍金:2750万ポンド(およそ54.62億円)

マンチェスター・ユナイテッドの伝説的名将アレックス・ファーガソンが去り、デイヴィッド・モイーズが新たな指揮官に就任。その夏にはセスク、チアゴ・アルカンタラ、ベイルに断られたため、補強が進まなかった。

移籍期間の最終日には、まるでパニックに陥ったかのようにエヴァートンからフェライニを獲得した。なぜかといえば、契約解除金の条項が失効したタイミングだったため、400万ポンドも余計に支払うことになったためだ。

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しかしながら、フェライニはその圧倒的な高さとフィジカルでマンチェスター・ユナイテッドにないものをもたらし、オールド・トラッフォードで3つのタイトルを獲得した。

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