8月に開幕した2025-26シーズンの女子プロサッカーリーグ「SOMPO WEリーグ」。今季も全12チームがタイトルをかけて争う。
12チームのうち7チームのユニフォームデザインを担当したストリートブランド『X-girl((株)ビーズインターナショナル)』は10日、ファッション性の高いスタイリングによる各キットのイメージビジュアルを公開した。
今季のデザインテーマは「WEAR THE HOPE」。ユニフォームは女性の可能性を拡張させる希望の象徴という設定だ。
現代は選択肢の多様化が進むが、そんな中でX-girlはWEリーグとともに、女性が自分らしく生きるための「GIRL'S MOVEMENT」を起こすという。
人と違うことを恐れない。ファッションも、夢も、自分らしい個性を放ちながら生きていく。ユニフォームは女子サッカー選手という新しい夢の象徴。一人一人が自分の個性を愛し、自分らしい選択を誇ることを応援する。
今回ご紹介する7つのホームユニフォームには、X-girlのそんな想いが込められている。
マイナビ仙台レディース
4分割柄にように大きくブロッキングした、シンプルでインパクトのあるデザイン。
襟部分はチームカラーであるSENDAI Green(センダイグリーン)とSTAR Gold(スターゴールド)の2色を配し、シンプルな中に個性溢れるデザインにまとめた。
ちふれASエルフェン埼玉
クラブ創設40周年を迎える節目を記念し、過去のユニフォームで使用したブルーを復刻。さまざまなブルーで埼玉を流れる「清流」を表現している。水の流れを感じるグラフィカルで個性的な仕上がりだ。
リンガー部分に入れたプリントは、水の流れを表すとともに、ホームタウン各市の固い結びつきを表す組紐(くみひも)風にデザイン。戦勝祈願のお守りである「勝ち紐」や、サッカーを愛する子どもたちを夢中にさせたミサンガを想起させ、勝利や夢の実現を後押しするイメージも含めている。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
千葉県の広くて美しい海をモチーフにしたデザイン。水面の光の反射の様子をブラシで描いたようなしぶきで描き、ストリート感をプラスした。海のような穏やかに、時に激しくぶつかり合うプレーをイメージしたユニフォームとなっている。
波のように不規則かつ大胆な動きのあるユニフォームを身に纏い、力強くプレーしてほしい。そんな願いを込めたデザインだ。