2位:パラグアイ

初出場したワールドカップ:1930年

初出場当時の人口:86万人

パラグアイは1930年に行われるはずだった国勢調査に失敗し、さらに1932年にチャコ戦争(ボリビアがパラグアイに奇襲攻撃したことから始まり、4万人が死亡したとされる)が勃発している。

そのため1930年時点での正確な人口は不明であるが、1924年の国勢調査で83万人、1936年の調査で99万人となっているため、おおよそその間であると考えられている。

ウルグアイで行われた第1回ワールドカップに参加したパラグアイはベルギーに勝利してアメリカに敗れている。それから8回のワールドカップ出場を果たしており、サッカーにおいては大国だ。

しかしながら人口については現在に至っても710万人弱となっており、今も世界的には決して大きな規模を持っている国ではない。

1位:アイスランド

初出場したワールドカップ:2018年

初出場当時の人口:34万人

アイスランド代表はEURO2016でイングランドを撃破して準々決勝に進出。大きな話題を集めたあと、2018年のワールドカップでも本大会に出場するという快挙を成し遂げた。

いまやあまり話題にならなくなったものの、人口34万人ほどの国が世界の頂点を争う舞台に乗り込むことができたのはなぜか?と、その育成方法がサッカーメディアによって「参考にすべきシステム」だと広く評価されるに至った。

ワールドカップ本大会ではアルゼンチンとの開幕戦で印象的な引き分けに持ち込む健闘を見せたものの、その後ナイジェリアとクロアチアに敗北し、グループステージ敗退が決定している。

その後は低迷期に入っており、EUROでもワールドカップでも予選での敗退が続いており、ネーションズリーグでもリーグBから降格してしまっている。

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※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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