過去5年間、低迷した2011-12シーズン(10位)を除き、優勝1回、2位3回とリーグ・アンで常に覇権争いを演じてきた名門オリンピック・マルセイユ。
しかし、2013-14シーズンは序盤から黒星が目立ち、CLはドルトムント、アーセナル、ナポリを相手にグループステージ全敗。特に失点が多く、結局2年目のエリ・ボー監督はシーズン途中で解任。ジョゼ・アニゴSDが暫定監督として指揮を執ったもののチームを劇的に立て直すまでには至らず、6位で欧州への切符を逃す失望のシーズンとなった。
Marcelo Bielsa a signé
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— Olympique Marseille (@OM_Officiel)
2014, 5月 27
そしてクラブは今月27日、再建を託したマルセロ・ビエルサ監督との契約を完了。アルゼンチン代表やチリ代表、アスレティック・ビルバオなどで実績を残した、「エル・ロコ(変人)」の愛称を持つ58歳の指揮官のもとで再出発を切る。
そのマルセイユの2014-15シーズンに向けた新ユニフォーム。
今年はマルセイユとadidasの関係が始まってから40周年にあたるため、2014-15ホームもそれを記念し、最初に契約した当時のユニフォームをベースにしたデザイン。Vネックを採用したレトロなシャツで、定番の水色ではなく青が取り入れられている。
“Droit au but”はクラブのスローガンで「ゴールへ一直線」という意味。
右側の裾に近い部分にはマルセイユの紋章をさりげなくプリント。近寄って見なければまず分からないが、羽織の裏地にこだわる江戸っ子のようなadidas Franceの配慮だ。
続いて、2013-14モデルではジーンズをイメージしたデザインが話題を呼んだアウェイ。
ニューモデルもカジュアル路線?を継続し、綿素材風のグレーのシャツに黒のポケットを備えた作り。モノトーンのカラーリングが印象的なユニフォームである。
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