アントニオ・ディ・ナターレ
「(ロベルト・バッジョのゴール記録を抜いた。次はアルタフィーニとメアッツァだが)
まずバッジョに感謝したい。ゴールの後、彼は僕にお祝いのメッセージを送ってくれたんだ。バッジョは僕のアイドルの一人だし、彼を超えられたことは誇りなんだ。
後は、確かに上にアルタフィーニとジュゼッペ・メアッツァという偉大な選手がいるけど、まず今季が終わったら休まなければならない。そして、将来を決定したら、次のゴールを上げることに集中したい。
(日曜日にはトッティと戦う。トーニも君もまだセリエA最高の選手だ。若い選手は君たちのような情熱を持っていないのだろうか?)
僕は前に「僕やトーニ、トッティが得点をあげ続けられるなら、それは何かが間違っているからだよ」と話したね(笑) それは冗談だけれど。
僕は、年齢というのはある1部分にとって重要なだけだ、ということが言いたいんだ。 重要なことは、常に熱意を持って働くこと。そして、どんな細かいものも見落とさないことだ。現代のトレーニングメソッドがあれば、我々のような選手も違いを作り出し続けることが出来る。
今日の若い選手には、恐らくそれが少し欠如しているのではないかな。僕たちと違って、全てが用意された中で最初からプレーし始めているからね。
僕はプロになるために多くの犠牲を払ってきた。今日の若い選手は、それがより少なくなっている。
ただ、それは彼らの過ちではないんだ。システムは確実に良くなっているし、それは誰もにとって利点である。しかし、結局のところはそれを生かせるかどうかだ」
ディ・ナターレ、来季の去就や若手の伸び悩みについて熱く語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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