アントニオ・ディ・ナターレ
「(大きな国際舞台に行けなかったことを後悔している?)
僕のキャリアは自分で決めた結果なんだ。チームを変える機会はあったが、僕はウディネに留まることを決めたんだ。何も残念には思っていない。
得点王のタイトルを4度獲得して、セリエAでの207ゴールの殆どをウディネーゼで決めた。それは優勝に匹敵する。それは建前で言ってるんじゃないよ。本当にそう思っている。
唯一残念だったのは、イタリアが優勝したワールドカップ2006に参加できなかったことだね。
(メディアの注目を集めることは好きじゃなかった)
僕はこれまでプレーすることだけを考えてきた。メディアからのスポットライトを浴びることは、ゴールを決める――自分がやらなければいけないものの役には立たない。ただ、繰り返すけど、僕はとても満足しているよ。
(ユヴェントスのようなビッグクラブからの誘いを断ってきた。なぜ?)
単純な話だよ。家族と少し話して、ここに残ることを決めた。このチームで、満足しているこの町で戦い続けたかっただけだ。
(日曜日、どのようにオリンピコでの時を過ごす?)
きっと、フランチェスコ(・トッティ)とのハグで終わると思うよ」
ディ・ナターレ、来季の去就や若手の伸び悩みについて熱く語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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