レアル・マドリー、C・ロナウドとカカをダブル獲得
ペップ・バルサに圧倒されたレアル・マドリーは2008-09シーズン終了後、大改革に着手。
会長に返り咲いたフロレンティーノ・ペレス氏のもと、ミランから2007年のバロンドールであるカカ(当時27歳)、さらにマンチェスター・ユナイテッドから2008年のバロンドールであるクリスティアーノ・ロナウド(当時24歳)を立て続けに引き抜き、世界の度肝を抜いた。
特にロナウドの移籍金は、当時歴代最高額の9400万ユーロ(およそ129億円)!加入初年度はブラジルのロナウドと同じ9番をつけ、2年目に代名詞である7番をラウール・ゴンサレスから受け継いでいる。
マドリーはこの年、彼ら以外にもカリム・ベンゼマやシャビ・アロンソらを獲得。逆に、オランダ代表組であるヴェスリー・スナイデルがインテル、アリエン・ロッベンがバイエルン、クラース=ヤン・フンテラールがミランへそれぞれ移籍し、チームが一気に様変わりした。