ピオトル・ジエリニスキ(現ナポリ)
彼もまた2016年夏にレッズ入りが噂されていた選手だ。ゲッツェやダフードよりも加入に近づいていた。
クロップと2016年1月に会談し、その夏の移籍の可能性について会談したと本人が明かしている。
「頭は混乱したよ。クロップと会い、彼は僕がチームに欲しいと言った。違う世界を見て、頭はより混乱した」。
当時のジエリニスキはウディネーゼからエンポリに貸し出されていた。彼がリヴァプールのユニフォームを着た画像も出回ったが、ウディネのオーナーであるジャンパオロ・ポッツォとの交渉は難航。
曲者である彼は価格を吊り上げ、リヴァプールが最初に提示した1000万ポンドのオファーは固辞された。
その直後、ナポリが争奪戦に参戦。フアン・カミロ・スニガの提供を交渉材料に使ってきた。
リヴァプールはプレミアリーグの経験を持つ選手に投資したほうがいいと考え、ジョルジニオ・ワイナルドゥムを2500万ポンドで獲得するに至った。