2試合消化が少ない(※どちらも雷の影響により中止)状況ながら、J1昇格プレーオフ出場圏内の6位・ジェフユナイテッド千葉との勝ち点差は3。ここから厳しい戦いが続くとはいえ、クラブ史上初となるJ1昇格は現実的な目標だと言えるだろう。

得点源の長倉幹樹が7月下旬にアルビレックス新潟へ移籍しながらも、終盤戦で8位につけているのは、素晴らしいの一言に尽きる。

フロントは来シーズンから「ザスパクサツ群馬」のチーム名はそのままに、チーム呼称を「ザスパ群馬」に変更予定とアナウンスしており、エンブレムおよびロゴの変更、新マスコットの追加(※現マスコットの「湯友」と共演していく)も併せて予定している。

クラブの大きな転機となりそうな2024シーズンを、J1の舞台で戦う。極めて理想的なシナリオを実現するためには、リーグ戦残り9試合がまずは重要となる。

クラブは19日に「ザスパクサツ群馬を応援して下さる全ての皆さまへ」というメッセージをリリースし、目標としていた「勝点50」を達成したことに触れたうえで、『リーグ戦は9試合を残しており、「クラブ史上最高順位」はもちろん「J1昇格プレーオフ圏内」でのフィニッシュを目指し、残るリーグ戦をさらに一丸となって戦って参ります。そして、クラブとして見た事のない「新しい景色」を、皆さまと共に創っていきたいと思います』と決意を新たにしている。

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対戦相手の「群馬対策」を乗り越えた先に、「新しい景色」が待っているはずだ。

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