クラブワールドカップは達成感より悔しさがあった

――分析についてはトーナメントならではの難しさですよね。

基本的には分析担当が多くの試合を見て分析します。当然僕自身も見ます。いまセレッソ大阪にいる小杉光正が(当時の)分析担当でしたね。ただ分析担当の当時の話を聞くと、中2日で2チーム分析しないといけないので、本当に大変で寝られなかったと言っていましたよ。

――アジア勢初のクラブワールドカップ制覇は届きませんでした。準優勝したときは選手も監督も達成感より悔しさが強かったですか。

そうですね。選手も言っていました。僕も本当に…。特に90分を終わる寸前にビッグチャンスがあって、それが決められなくて延長に入ったので。そこをね、決まっていたらもしかしたら優勝していた可能性もありました。

延長に入ってからもセルヒオ・ラモスが退場になりそうなタイミングもありました。そういうのも含めてみんな悔しい思いはあったと思いますね。

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