日本代表と欧州クラブへの展望
10月21日に開催されたJ1第30節鹿島アントラーズ戦では背番号22が2ゴールの活躍で強敵を3-1で破り、勝利の立役者となった。この試合には日本代表・森保一監督が視察に来ていた。今後佐々木が日本代表に招集されれば、神戸アカデミー出身者では史上初の快挙となる。同アカデミーの後輩であるDF小林友希、FW小田裕太郎が欧州クラブに移籍しており、同アカデミーOBの存在感が増しつつある。佐々木にキャリアの展望を聞いた。
――鹿島戦では日本代表の森保監督が視察に来ていました。選出されれば神戸アカデミー出身者では初の代表選手になります。代表への思いなどを聞かせてください。
僕がサッカーを始めてからずっと目指していた場所です。小学校のころから家族で「日本代表の青いユニフォームを着るぞ」という感じでやってきました。
目指すところだと、ずっと意識していますね。ただ本当に、ここ数年思うような(個人の)結果が出ていなかったので、まずはチームというところが結果につながると思います。
(代表を)目指してはいますけど、チームの結果がいまは全てだと思っています。その先にあるものをまず見るんじゃなくて、1試合、1試合の目の前の試合とチームの勝利を考えながらやっています。その先にある代表に選ばれればいいなと思っていますし、昔から意識しています。
――チームメイトの前川黛也選手が日本代表に選ばれたトピックは刺激になりましたか。
個人的になんですけど、(前川選手は)家族で仲良くさせてもらっています。黛也くんの代表選出は刺激でしかないです。
友達と話していても「マジですごい」という話をいろんな人にしています。何も感じなかったらサッカー選手じゃないと思っているので、めちゃくちゃ刺激を感じていますね。
――アカデミーの後輩の小林友希選手、小田裕太郎選手が欧州クラブに移籍しています。佐々木選手は将来的な欧州移籍の意欲はありますか。
もちろんあります。現時点では特に具体的なビジョンはないです。ただ今後はもっと成長して日本を代表する選手になれば、欧州でプレーしたいとみんなが思うことだと思いますし、僕個人も思っています。