伊東純也
伊東純也はブラジル戦、南野拓実のゴールで1点差に迫った直後の54分に久保建英と交代で出場。中村敬斗と上田綺世への鮮やかな2アシストでチームを逆転勝利へと導いた。
直前のパラグアイ戦を含め最近は右ウィングバックで出場することが多かったものの、ブラジル戦は攻守で効いていた堂安をそのままウィングバックに置き、伊東が前に入ったことも大きかった。
32歳となり純粋なスピードは落ちているのかもしれないが、それをまったく感じさせないプレー選択とキックの精度が伊東にはある。特に同点ゴールを生み出した中村への“伸びるクロス”はこの試合のベストプレーの一つだった。
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持ち前のスピードを攻守に生かす術にも相変わらず長けており、終了間際に負った怪我の状態だけが心配される。